こんにちは、透析室の中村です。
ここ長瀞町の四方を山で囲まれた環境の良い透析室の玄関からは、四季折々の景色が望めます。
玄関の周りにも運転手さんが手入れをして下さり、きれいな花壇が広がります。
このような環境の中で都内や近隣などからの患者様が外来や入所の形で80人弱、透析をされています。
平均年齢は75歳で最高齢の患者様は95歳です。
車イスを使用されている方がほとんどで、透析室の中央には治療時間になると車イスがたくさん並びます。
置ききれないリクライニング車イスは室外の廊下にも並びます。
高齢の患者様が多い透析室とあって治療時間3~4hの間、どれだけ快適に過ごして頂けるかを大事にしていければと思います。
こんにちは、透析室の加藤です。
今回は透析患者様が食べてはいけない物について紹介したいと思います。
まず、塩分とカリウムは意識して控えなくてはなりません。
特にカリウムはオーバーすれば、瞬時に命を失う事もあるので注意が必要です。
野菜であれば芋類、豆類、ほうれん草、かぼちゃなど、果物ではバナナ、メロンに多く含まれているようです。
果物を食べる場合はカリウムを多く含むものには気をつけて、生は通常の半分にするなど控えめにしましょう。
缶詰の果物はカリウムが少ないのですが、シロップには多く含まれているため、飲まないようにします。
また、ドライフルーツの場合、グラムあたりのカリウム量は生の果物よりも多くなりますので、食べ過ぎに注意が必要です。
長瀞医新クリニック透析室の特色として、介護老人保健施設との併設により患者様の移動の負担を少なく維持透析ができるという事が挙げられます。
介護老人保健施設の利用者様が居室を出られて、エレベーターに乗り、
エレベーターを降りてドア1枚通ればもうそこは透析室です。
また、外来で通院されている患者様専用入り口があり、送迎車が入り口に横付けできるので、こちらも降りてドアを通ればすぐ更衣室と透析があります。マイカーで通院される患者様は、入り口のすぐそばに駐車が可能です。
治療中以外も可能な限り患者様の負担をなくし、事故なく安全・安心につとめていきたいと思います。
透析室 関根
こんにちは
透析室勤務の田中です。
今回は透析室の仕事の流れについて簡単に説明します。
初めに体重を測り、ベッドに移動してもらいバイタルチェックをします。
針を2本指し、回路をつなぎます。
一時間ごとのバイタルチェック、患者さんの状態観察を行い、安定した血液透析を行えるような看護を目指しています。
3時間経過したじてんで返血操作を行います。体外循環している血液を体内に戻し返血操作を終了します。
次にバイタルチェックをして止血確認して体重を測り部屋に帰っていただきます。
当クリックは、秩父長瀞の山間にある緑あふれた環境で、空を見上げるとパラセーリングや川ではラフティングなどが行われとても自然に恵まれた中にあります。
当院の特色は、入院設備と入所設備が兼ね備わったことがあげられます。
そのような設備の中、維持透析を行っています。
現在患者様80名弱の方が治療を受けられております。その約80%が入院や入所での透析を占め、外来透析は20%となります。入院・入所透析患者様のほとんどが運動機能障害や生活に支障をきたす患者様がおられ、移動困難な方でも維持透析が行えることが特徴です。
他の医療機関で今まで外来維持透析を受けられ何らかの障害で継続できない状態に陥ったとしても、当クリニックはそれらの不安を払拭でき維持透析が行えることが最大の強みであります。透析医療としてこのような特色を生かし地域医療の大変大きな役割を担っております。スタッフ一同これらの重積を担い日々奮闘しておる次第です。
透析室 千島
皆様こんにちは、
事務次長の端です。
今年も「船玉祭り」が15日に開催されました。
医新会も開所以来毎年スターマインを打ち上げ貢献しております。
埼玉新聞には広告も載せてます。
今年は長瀞施設が10周年ということで、頑張って医新会花火の模様を「動画で」アップしてみたいと思います。
それでは、どうぞ!
先月、大宮ソニックシティで行われた埼玉アクセス研究会に参加して講演や研究発表などを聞いてきました。私は臨床工学技士として経験がまだ浅い為、さまざまな施設の取り組みなどを聞きとてもためになるものでした。
そこで出た発表の中にエコーを用いての穿刺がありました。穿刺とは患者さんの血管に針を刺すことですが、患者さんによっては血管が細かったりするなど穿刺がうまくいかないこともあります。そんなときにエコーを用いて血管を写しながら穿刺をすることで穿刺トラブルが減り患者さんの苦痛も軽減することができます。
当院でもエコーを用いての穿刺を行っていますが、最初からエコーを用いて穿刺を行うのでは穿刺の上達はあまり見込めないと思うのでまずはエコーなしで穿刺を行い、うまく血管に入らなかった場合にエコーでの穿刺を行っています。そのため穿刺が困難な患者さんの穿刺もエコーを用いて行うため問題ありません。
これは当院で使用しているエコーの機械です。
これはエコーを使用して患者さんの血管の状態を調べた時の写真です。
今回は埼玉アクセス研究会に参加しましたが日頃から開催されている勉強会や研究会などには積極的に参加し、自分の臨床工学技士としてのスキルをもっとレベルアップしていきたいと思います。
臨床工学技士 髙田
当院の透析室はベッド数23床あります
HDが20床、今年からHDFを導入し、オフラインHDF3床です。
当院ではご高齢の患者さんが多いため、HD用のダイアライザーで一番小さい0.5㎡のダイアライザーを使用しております。
外来透析の方も居ますので、患者さんにあわせてダイアライザーを選択できるように多様のダイアライザーを用意してあります。
私事ですが、昨年透析技術認定士を取得しました。最新の透析治療を学び、患者さんへ還元するために、日々勉強しております。
それに伴い今年度より透析関連の雑誌も定期購読し、さらなる知識を得られるよう透析室一同精進しております。
透析室 臨床工学技士 五野上
先日のことですが、当院透析室にて
キッセイ薬品工業株式会社様のご好意により、
食事会兼勉強会を開く機会を設けることができました。
・適切な炭水化物、脂質、たんぱく質の摂取
・塩分、水分、カリウム、リンの摂取量調整
以上の基本的ルールを元に、献立を考えていかなければいけません。
個人レベルで常日頃実施していくのはとても大変な事だと思います。
これらキッセイ薬品の成分調整済食品には
少量で高エネルギーを補給できるもの、
カリウムやリンの含有成分量を抑えたもの等、目的に合わせた物が様々あります。
種類は豊富、オリジナルと遜色ない美味しさ。
透析をしながらにして、満足できる食生活を送ることが出来ると考えます。
維持透析を行っていて、毎日の食事の献立にお悩みの方は
これらの成分調整済食品の導入をご検討されてはどうでしょうか
長瀞医新クリニック 臨床工学技士 榮
長瀞の景観豊かな場所に位置する長瀞医新クリニックです。
入所しながら介護だけではなく、透析治療も受けられるという、とても便利な施設である為、患者様からとても好評を頂いております。
長寿社会において、高齢患者様が透析を受ける機会がますます増え、調子を崩される方も多くなっている中で、クリニックへの移動もスムーズに行える事は、早期治療・回復にも繋がっております。
全身状態が悪くても積極的に透析を導入し改善を試みなければならない為、どの様にしたら体調を保っていけるのかを考えています。
まず、活動の活発な患者様とそうでない患者様との違いを見極める事。そして、透析療法と栄養、運動療法、栄養状態の評価、患者様指導のポイント、患者様のこころなどを注意深く考察する事です。厳しい栄養指導をし過ぎると食欲を無くし痩せてしまい、運動量の低下に繋がってしまいます。
積極的に透析を受けていこうという意識のない人は少なくありません。
長瀞の景色を眺め、気分転換をし、気持ちを落ち着かせてもらいたく思います。
これからも透析患者様本人、ご家族、生活環境などをスタッフ全員で知識を共有し、最善の透析療法を常に考えて業務して行きたいと思います。
透析室 赤石