- ピロリ菌検査のご案内
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ピロリ菌は胃潰瘍の原因
胃痛、胃炎、胃潰瘍など胃腸の悩みはつきません。
胃痛はストレス、暴飲暴食などさまざまな要因が考えられますが、ピロリ菌もその一つ。
ピロリ菌は、胃の壁を傷つけ、胃を守っている粘膜を減らし、酸の攻撃を受けやすくするため、胃炎や消化性潰瘍を発生させる要因になります。さらに、炎症により胃や十二指腸の粘膜が弱くなると、胃酸の攻撃を受けやすくなり胃炎や胃・十二指腸潰瘍になります。
こうした胃粘膜刺激の繰り返しにより胃がんになる場合もあります。ピロリ菌の感染について
ピロリ菌に感染したからといって、潰瘍や胃癌が必ず発症するわけではありません。
しかし、感染したほとんどの人に胃炎がおこします。除菌しない限り、ピロリ菌は胃の中にすみ続け慢性的炎症が続き、胃の粘膜を防御する力が弱まり、ストレスや塩分の多い食事、発癌物質などの攻撃を受けやすい無防備な状態となります。
感染率は衛生環境と相関すると指摘され、50代以上の日本人の70~80%以上がピロリ菌に感染しているといわれています。ピロリ菌の感染経路はまだはっきり解明されていませんが、経口感染が主な経路と考えられています。ピロリ菌感染検査はとっても簡単!
検査は1時間程度で終わります。また呼気を採取するだけなので、とっても簡単。心配だなと思ったらまずは検査をおすすめします。
【呼気検査の流れ】
標準的な13C-尿素呼気試験法
吹く
検査薬服用前に呼気を採取します。飲む
検査薬をつぶしたりせず、空腹時に水100mLとともに噛まずに速やかに(5秒以内に)嚥下します。※検査薬によっては、服用後直ちにうがいが必要なものもあります。左側臥位で待つ
5分間左側臥位の姿勢を保ちます。座位で待つ
その後15分間座位の姿勢を保ちます。吹く
検査薬服用20分後の呼気を採取します。標準的呼気中13CO2の判定
呼気中13CO2の測定は、質量分析法又はそれに準ずる性能を有する分析法で実施します。
判定は、△13C(検査薬服用前後の13C量の差):2.5‰(パーミル)以上をピロリ菌陽性と判定します。
【料金】
税込で10,000円
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